センター入試、日本で一番倍率が高いのは
今日はセンター入試、受験生の皆さん頑張っているかしら。
2016年東大赤門
今年のセンター入試も2日に分けて行われ、娘はうち3科目受験します。
日本史と国語と英語。
英語はリスニングつきです。
世間では合格の可能性のない憧れの学校を受験することを『記念受験』というそうですね。
記念受験のつもりで挑んでいるわけではないと思いますが、憧れの学校ではあるところを受験しにいきます。
絵を描く者にとってのアコガレの大学とは
絵を描く者にとってのアコガレの大学。
それは東京藝術大学です。
芸大、と略称されます。
おそらく日本で一番倍率が高いのではないでしょうか?
東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻の2018年度の倍率は19.0でした。
募集人数55人のところに1000人以上が受験します。
毎年1~3人程度現役合格者がでますが、大半は浪人生が占めます。
記念受験のパーセンテージが一番多い専攻かもしれません。
一次の実技試験、素描でだいたい10%前後にしぼられ、
二次の実技試験、絵画で約半分が落とされます。
今年から二次には面接試験もあるようですが、まずは一次試験をクリアできるのか?
そこが最初の関門です。
東京藝術大学のセンター試験について
東京藝術大学は、国公立大学でありながら、センター入試の成績はほとんど関係ない学科が多い、という噂の大学です。
実技メインの学科はそちらに重きが置かれてしまうので、当然といえば当然ですが。
芸大の絵画や彫刻の合格者に聞くと、センター入試の成績は三割とれたらいいほう、という話を聞くことが多いようですよ。
でも、勉強ができないと受からない学部もあります。
建築科や芸術学科です。
建築家になるには、デザインが素晴らしいとかもちろん大事ですが、建物の構造とか理解していないと作れませんもの。数学?物理?理系の基本ができていないと仕事にならないのは当然ですよね。
芸術学科は美術を学問としてみる『美学』を専攻する人達で、試験科目として実技もあるようですが、勉強ができないと受からないでしょうねぇ。
さて。今年のセンター入試
今日と明日の2日にわけて行われます。
皆さんが実力を発揮できることをお祈りしています。