お絵描きしりとりで形のイメージを掴む
美術コースの高校生だったころ。
休み時間に友人たちとする他愛もない『お絵描きしりとり』。
これが結構勉強になったらしい。
娘は、基本コレが苦手で。
絵を描き始めたのが遅かったせいもあるかもしれない。
絵の得意な人達と一緒に描いていくと、どうしても上手下手が如実に現れてしまうのだが、優しい友人たちはそれを指摘しないでいてくれる。
同じ題で何人もが描いたりすると、そのモチーフの特徴が自然と現れる。
一番記憶に残っているのが『リス』だそうだ。
小さい頃からNHKの『ダーウィンが来た』が好きだった娘が、リスと聞いて思い浮かべるのはエゾリス。

全身が茶色で、
耳が小さくて、眼がくりっとしてて、手が小さくて
後ろ足がちょっと逞しくてしっぽが全部茶色。
冬はモフモフしてるって印象。
でも、実際絵に描いてみると、エゾリスよりもシマリスの方が、リスっぽくなるそうだ。

ホントなの?
ちょっと描いてみてよ。ってお願いしてみると
イラスト苦手なんだよねっていいながら、描いて見せてくれた。

どんぐり?を持ったハムスターが縞を入れると

お。
確かに。
シマを3本入れると、とたんにリスっぽい顔になる。
お絵描きしりとりは、しりとりをお絵描きでつなげていくゲームだ。
小さな子供の頃、しりとりが語彙を増やすきっかけになるのと同じように、絵を描く者にとっては有効な遊びのようだ。
今までなんとなくぼんやりと見ていたモチーフ(題材)も、ざっくりと特徴を捉え短い時間で描くことを求められる。
楽しく基礎力を強化できるようだ。

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「しまりす」!
可愛い表情が素敵です。
こんな遊びがあるなんて、さすが「美術コース」の学生さんならではですね。
私も、そんな環境で最初から勉強したかったです。
羨ましい!!です。
MEMEさま
この遊びを知ったころ「一緒に遊ぼう」と何度か誘われましたが、今は誘われなくなりました。
絵心のない母のことは諦めたようです^^;
題材の特徴を捉えるのは難しいですね。