久しぶりのお出かけ

リハビリ中の娘、久しぶりに昨日出かけて行った。

ずっと住んでいた町のお祭りに長年参加していたのだが、そこでの友人たちに会いに行ったのだ。
ある程度の大きさを持ったお祭りで、3日間に渡って開催される。
いくつもの町内に分かれて山車を引く、60年程続いている祭りだ。

懐かしの地元の花火

主人の仕事の都合で一緒に出かけることになったのは、娘が幼稚園の頃。
産学官連携の一環として、ゼミの大学生を率いて参加していたのだが、6~7年くらい続けてやっていたかな?
係が変わって主人は行かなくなったのだが、娘はずっと参加している。
受験時も呼び出しがかかって、2時間くらいは出かけて行ったかも。
小さい時から一緒に山車を引いてきた仲間なので、気心が知れていて遠慮なく過ごせるらしい。

その町内の山車は子供の数が多く、それが特色のひとつとなっている。
1~2時間くらい山車を引きながら練り歩いて、終わるとお菓子をもらえる。
これが最初は楽しみだったようだ。
幼稚園、小学生低学年と親と一緒に参加していた子供たちも、年頃になってくると『いつもの友人たち』と遊ぶ方が楽しくて、山車を引く事にはだんだん参加しなくなってくる。
多くの子供は、おこずかいをもらって、『いつもの友達』と焼きそばを食べたりボールすくいをしていたりする方が面白いらしい。
女子は小学校高学年、男子は中学生くらいがその代わり時だろうか。
高校生になってもそれを引きにくるのは、ごく限られてくる。

昨日会いに行った仲間は、その限られた人達だ。
周囲からは『変わり者』と見られるかもしれないが、本人たちにとっては『クラスの友達』よりもずっと過ごしやすいらしい。
娘以外はみんな男の子で、娘は『アネキ』と呼ばれている。
初めて出会った時には小さかった彼らも(幼稚園とか)、今ではみんな高校を卒業した。
皆娘よりも背が高く、年々会うたびに抜かれていって、密かに悲しい思いをしていたようだ。

去年はコロナ禍で開催されなかったお祭り。
5月半ばくらいに開催の中止が決定されていた。
年に一度、遠く離れたいとこ達がお盆休みにだけ会うかのように過ごしてきた仲間。
今年はどうなるのかな?


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