50代のおばちゃん体形は美しいのか

実技のzoomでない授業が始まって1週間あまり。
先週の課題はヌードサーキットクロッキーだった。

久しぶりのヌードクロッキー。
サーキットトレーニングのように、短い時間で、ポーズが変わっていくサーキット方式のクロッキーだ。
モデルさんは以前、美術予備校にもいらしてくださった方だったらしい。

当然、モデルさんは下着なし、(コロナ禍でも)マスクなしの一糸まとわぬ堂々とした姿。
対する学生達は、イーゼルを前に黙々と鉛筆を動かす。(※こちらはマスクあり。)
クラスメイトにはヌードクロッキー初めてだった人もいたらしい。
「初めてだと、きっと戸惑っちゃうよねぇ。」と尋ねると、「どうかな?」と冷たい返事。
娘が初めての時、最初は少し緊張したようだが、描いてみると描くことの方に気持ちがいくので、ポーズを変える時にはもう慣れてしまったそうだ。
「だって、人間だって動物だもの。普通だよ。」と平然と言ってのける。

モデルさんはスタイルがみんないいのかと聞くと、必ずしもそうではないと言う。
若い女性だけでなく、おばさんとかもいるので、どうしても肉が垂れたり肌がたるんだりしてきちゃう。
それでも、生き物の体は綺麗だから、問題ないのだそうだ。
「美しいと言われているミロのヴィーナスだって、下半身のモデルはおばさんだったって言われているんだよ。バストは20代、ウエスト30代、ヒップ50代。その年代くらいの形なんだって。お腹周りは20代の女のコよりも50代くらいのおばさんの方が美しいってことだよ。」

そういえば、ミロのヴィーナスって、お腹でっぷりしてたかも。
あの形が美しいのだから、おばちゃん体形のモデルさんも是非とも必要なわけだ。
そぉか。50代のヒップ。
同じ年代なわけだな。と思いつつミロのヴィーナスの腰周りを眺める。

うん。

やばい。
もっと見事な腰周りかも。
これが50代の平均だと言われているのなら、かなり私の腰周りはヤバイゾ。

ひょんなことから、わが身を客観的に眺めることになってしまった。
コロナだし、働いてないしとか言ってゴロゴロしていられない。
ヌードモデルはできないかもしれないけど、美しい腰周りの50代に、もう少し近づけなければならないのかもしれない。


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