東京藝術大学油絵1次試験:素描デッサン2019

昨日は藝大油絵の一次素描(デッサン)を受けて帰ってきた。

2019年の藝大油絵の出題は、モチーフなしのイメージ課題のみだった。

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枠の中に『世界に目を向ける 世界を見つめる 世界を映す』とあり、『枠内の言葉をテーマにして描きなさい』と描いてあるとてもシンプルなもの。

※娘の記憶にたよっているので、枠内の言葉ちょっと違うかも?不安。英語でも書いてあったそうだ。

去年までと違うパターンでの出題^^;

 

「藝大の入試委員長は3年ごとに変わるから、出題傾向が変わるんだよ」と美術予備校のw先生がおっしゃっていたとおりといえる。

ただ、予測していた出題傾向とは違ったので、最初はあせったらしい。

 

去年2018年度は『与えられた言葉(空中、地上、水中)を一つ選び、与えられたモチーフ(石、ゴムシート)と組み合わせて描きなさい。』

おととしの2017年度は『与えられたモチーフ(剥製、エアー緩衝材、紙箱)から一つ選び、変化という言葉と組み合わせて描きなさい。』

その前年の2016年度は『与えられたモチーフ(石膏像、色紙、みかん)から一つ選び、鏡と組み合わせて描きなさい』

 

2015年度は『モチーフを描きなさい』

2014年度は『与えられたモチーフを自由に選択し、構成して描きなさい。』でモチーフは鏡、白布、紙(白、黒)セロハンテープ。

2013年度は『石膏像を描きなさい。』

うん。こう並べてみると、確かに3年ごとに出題傾向が変わっているのかも。

 

過去の一次を通った作品は藝大ホームページには載せられていない。他私立美大と違って、親切じゃないT_T

各美術予備校で『藝大に受かった人の再現作品』や『受かった人の過去の作品』とかは見れるので、その雰囲気は実感できるかも?

 

 

ちなみに、昨日の一次試験は試験開始時間が遅れた。

早朝に発生したJR総武線の火災事故のため、30分遅らせて試験が始まったのだ。

試験開始時刻を15分過ぎてから受験生達には『開始時間を遅らせる』旨伝達があったという。

「開始時間過ぎてどうしたのかなって思ってたら、遅らせるって言われたの」と娘は怒って話した。

彼女は集合時間の30分前には着いていたようだが、受験生のことを心配した保護者さん達も昨日は多かったのではないか?

 

イレギュラーなことが起こると、それだけで精神が疲弊してしまう。

受験生のメンタルは鍛えておかなければならないなぁ。

 

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