目に見えない大切なものを贈りましたか。
気が付いたら今日はバレンタインだった。
受験生には関係のないイベントだ。
ここ数年私はバレンタインには参加していないのだが、この季節限定の可愛いパッケージのチョコレートは実に魅力的で、見ているだけで楽しめる。
ただ、見に行ってしまうと、愛らしい缶に惹かれてつい購入してしまうので、気を付けないといけない。
毎年気になるメリーの筆箱タイプ。
リトルミイの赤い筆箱
うん。可愛い!!
やっぱり、欲しくなってしまう。
ガミガミいうミイが可愛くて、カップやTシャツも家にあるのだ。
卓上カレンダーは毎年ムーミン一家のもの。
目に入るとほっとするので最近はムーミンに決めている。
去年買ってしまったのは星の王子様シリーズのペンケースタイプ。
星の王子様は子供のころから好きなお話で、飛行機乗りのサン=テグジュペリの書いた作品だ。
素朴なやさしい挿し絵がついている。
筆者自身が描いたものだ。
『絵本』というには文字が多すぎ『小説』というには絵が多すぎる感がある。
『児童文学』と呼ぶのかもしれないが、作品の冒頭に子供の心を忘れてしまった大人に向けての呼びかけが書かれているので、大人向けの絵本ということか。
読み返すたびに、自分が『恰好悪い大人』になってしまっていることを反省させられる。
一番印象に残っているのは、「仲良くなるには時間がかかるのだ」とキツネが教えてくれるところ。
哲学的で示唆に富んだキツネの言葉に毎回考えさせられる。
「大切なものは目に見えないんだよ。」
今日は目に見えるものに、目に見えない大事なものを包んでプレゼントする日。
なのかなぁ。