武蔵美進級制作展☆制作開始

いよいよ始まった。
進級制作展のための作品制作。
2年生から3年生に進級する時に越えなければならないハードル。
毎年3年生に上がれない学生が出るという噂の、進級制作展だ。

これまでの油画の実技の授業では、必ずしも作品を完成させる必要はなかった。
「〇○しようとして✕✕しましたが、うまくいきませんでした。」という自分の絵に関しての講評に、指導する先生が納得してくれれば単位は取れたのだ。(点数がいいかどうかはさておき)
今回はそれが通らない。
進級制作展であるからには、進級するに足る作品を展示する必要がある。
毎年進級できない学生がいるということは、展示できる作品を仕上げられなかったという意味なのだろう。
まぁ。脅しの要素が大きいのだろうけれども。

学科は油画であるが、制作する作品は必ずしも油画である必要はない。
造形物であったり写真であったり、版画であったりしてもいい。
絵の場合、作品の大きさは162cmx162cmまで。
大きな絵を1枚でもいいし、小さな作品をいくつか作ってもいい。その大きさの範囲内なら。
というルールだ。
大きな絵を描くのなら、100号のS(四角162cmx162cm)までいいよってことだ。

油画の助手の先生は、学生達に100号を描くことを勧めていたらしい。
そういえば、高校の時の卒業制作の時にも100号描くことをP先生に勧められていたっけ。
その時娘は、既存にない大きさの70号(くらい)で描いて連作にしたのを思い出す。
あの時から描き方が変わっていないのか変わったのかよくわからないが、画面から受ける印象は変わらない。
不思議なことに娘の絵は『娘が描いた絵』だとわかる。
これは母親である私だけでなく、当時のクラスメイトからも言われていた。
同じモチーフで同じ画材を使って描いても『娘らしい絵』が出来上がるのだ。
切り取り方や描き方からそう思うのだろう。
これは油画を描く者にとっては有利である。
ただ、オリジナリティが強い分、受け入れられない場合もあるけれども。

今回も娘は連作にするらしい。当初考えていた枚数よりも少なくなるようだ。
目標は『隣にどんな絵が置かれても負けない絵』。
4週間でどこまでできるか、楽しみにしている。


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