明るい色が入ると雰囲気が変わる

今描いているのは人物画。
2年生になってからの実技の授業は1年生の時と違って4週間で1ターン。
これが本来のスタイルらしい。
去年はコロナ禍でのイレギュラー対応で3週間になっていたようだ。
(期間が短くて辛かったのは、去年はデザインの課題だった。)
娘は油絵は仕上げるまでの期間は比較的早いようで、期間も従来通りとなり、今回は余裕を持って描き進んでいるらしい。

前半は普通に固定ポーズだったが、後半はムービング。
どのように描くのがいいのか悩んでいるようだ。
人物画は以前よりも描けるようになってきているが、ムービングは練習不足。
ましてムービングを油でどのように表現するのかは悩みどころらしい。
講評までまだ1週間以上あるので、よく考えて描き始めて欲しいと思う。

前半の授業中、暗い中で描く機会があった。
普段は使わないような色を気づかずに使ってしまったところ、思いのほか効果が高かったようだ。
娘は色にこだわりが強すぎる傾向があって、そばに近寄って見ると微妙な色合いが表現されていて綺麗なのだが、遠く離れて見ると単調でつまらない作品になってしまいがちなのだ。
いつも使わないような明るい華やかな色が画面にあることで、微妙な色合いを上手く見せられるような作品に仕上がっていた。

クサカベのチャペルローズ
色の組み合わせ方によってはショッキングピンクのように明るく見えるらしい

同じような効果を狙って色を使ってみようとしているようだが、今のところは満足のいく出来ではないらしい。
一番得意な『色』をどのようにより美しく見せていくか。
課題はまだまだ山積みだね。


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