消しにくい素材で描くデッサンは苦手?
石膏像攻めが終わった娘の美術予備校生活。
最近は『消しにくい素材で描くデッサン』が始まった。
ボールペンや万年筆などの一回描いてしまったら、消せないような素材で描いていくそうだ。
形をとるのが苦手な娘にはかなり辛いらしい。
うまく描けない時の娘はわかりやすい。
家に帰ってきてもなんだかふさぎ込んでいるのだ。
話しかけても否定的な言葉ばかり返って来るし、何より口数が少なくなる。
有色デッサンの細密画バージョンらしいのだが、うまくいかない時の娘は何をやっているのか話したがらないので、どんなことをしているのか正直よくわからない。
通常デッサンは白い紙に描いていくが、有色デッサンは下地に色がついている紙に描いていく。
普通のデッサンで使うのは鉛筆や木炭などの黒くなる素材だけだが、有色デッサンは白も積極的に使っていくのだ。
満足に描けた時には、終わった後に写真を撮って帰ってきて見せてくれるのだが、今回は無理なようだ。
明日からは新しい課題が出されているようだ。
気分が切り替わることを期待している。