美大補欠が繰り上がらず、浪人決定。
娘が一年浪人することになった。
むさびの油絵補欠10番台だったので、昨日まで連絡待ちをしていたが残念な結果となった。
今年の補欠は12番までしか繰り上がらず、娘までは回ってこなかったのだ。(センターは20番まで)
1~2点くらいの差で受からなかったのだと思う。
もともと学科が不得手だったのにも関わらず、ほとんど勉強していなかったので、当然の結果といえる。私大美大は、実技だけでなく学科の点数も大事だからだ。(専門学校ではないので、学科が大事なのは当たり前ともいえる。)
すべり止めのつもりで受けた大学が不合格。とはまぁ、よく聞く話ではあるが、実力が足りなかったのだから仕方がない。
娘は今年はどこにもひっかからなかった。唯一、第一志望校だけが補欠だったのだ。
美大に限らず、今年の大学受験は例年は合格できるような人が希望大学に合格できず、予備校が悲鳴をあげているという。
受験はギリギリのラインで合格するか、不合格かが決まってしまう。大学でも高校でも同じだが、それぞれ定員があるので仕方のないことだ。
運がよかったとか悪かったとか、自分の得意な課題だったかとかそうでなかったとか。なぜ合格しなかったのかを自分以外の原因にしている間は、合格することはできない。
よしんばギリギリで通ったとしても、その先の人生をうまく乗り越えていくことはできない。
なぜ不合格だったのかをきちんと自分の中で消化して、次に挑んでもらいたい。
きちんと消化できなければ、また今後も同じことを繰り返してしまう。
社会人として活動していくためには、それなりの努力をせねばならず、目標に応じて努力の方法が変わってくる。
自分が望むように生きるためには、そのための努力が不可避なのだ。