目が覚めたらまずテレビをつける。毎朝のルーティーンだ。
いつもと違う番組が流れて改めて気づく。
今日は世間は祝日だということに。
コロナ禍の中の大学は、『祝日は休み』という概念をなくしたらしい。
というのも、主人も娘も祝日とは無関係に授業があるからだ。
『ハッピーマンデー』という制度ができて以降、月曜日の授業がつぶれる事が多くなり、主人の勤める大学では、祝日が休みでないことが多くなった。
それに加えて今年はコロナの影響で、春から始まる前期授業が後ろ倒しになり、祝日も平日同様の授業があることになった。
家族の中の3/2が大学に関係している我が家では、自然と大学のリズムに合わせることになる。
4連休であれ3連休であれ、わが身にはほとんど関係ない。
いつものニュースショーで、渋滞情報や行楽情報などを見て気付くくらいだ。
一番関係するのは娘か？
通学時間の運行が祝日扱いになるおかげで、最寄駅から国分寺まで特快に乗れるようになる。
平日の朝の通学時間帯は下り電車の特快はほとんどないので（上りは特快はたくさん走っているが）、各駅停車で通っているのだ。
いつもより車内は行楽客で混んではいるが、急いでいる時通学時間が短くなるのは嬉しいらしい。
ムサビでは後期の実技授業は全て対面で行うようだ。
同じ美大でも、実技、座学ともオンラインで行っている大学もある中、先生方大学の関係者の方々の努力のたまものだろう。
やはり実技は対面がありがたい。直接見たり触れたりすることができないと、画面越しでは伝わりにくいものだ。
よって、我が家は連休とは無関係なのである。
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