明日は藝大油画の一次実技試験だ。
藝大油画の一次実技はデッサン。
定員55名の狭き門に、927名の受験生が挑む。
今年は倍率16.9倍だ。
おや。油画の倍率は去年よりもちょっとだけ下がったかな?
去年は17.0倍だから、ほとんど変わらないね^^;
年々倍率が低くなっているのは少子化のせいかな?
一昨年までは油画の倍率の方が高かったのだが、去年から日本画に抜かれた。
グローバリゼーションの世の中だから、日本画の方がファインとして生き残れる確率は高いだろう。
※娘にも最初は日本画を勧めたのだが、性格的に油画の方が合っていたようだ。
日本画は定員25名のとっても『狭き門』だ。
合格者の浪人期間が長いことでも知られている。
とはいえ、倍率などには関係なく、合格する人は合格するし、そうでない人は不合格だ。
藝大油画の一次を突破するには、藝大受験審査陣の『誰か』の気持ちを惹きつけさえできればいいという。
927枚の絵を、いっぺんに見ることはできない。
順繰りに見ていく教授たちの、たった一人でいいのだ。
「この子の油絵をみてみたい」と誰かに思わせることができれば二次にすすめる。
受験日が迫ってきたプレッシャーであろうか?
娘はあまり食べられなくなってきた。
脂っこいものや、ニクニクしいものが食べられないのだ。
ちょっと前までは『肉多めの弁当+汁物+おにぎり2ヶ』を予備校に持参していたのだが、今はおにぎりと汁物だけだ。
消化に時間をかけている余裕もないのかもしれない。
今日は早めに帰ってきて明日に備える予定だ。
私立美大は合格しているので、去年よりも気持ちに余裕があるようだ。
だが、第一志望の藝大油画。
『この学校に行きたい』と自ら思って受験する、初めての経験だ。
自分の絵をうまく表現できることを望む。
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