久しぶりの油絵!上橋菜穂子さんの著書から選ぶ
美術予備校一学期最後の課題油絵。
入学して4月に一枚描いただけだから、3ヶ月ぶりに描く油絵。
こんなに描かなかったのは、油絵を始めてから初めて。
初めて油絵を描いたのは高校一年生の夏。
一年生が終わるまでに全部で3枚くらい描いていたっけ?
1枚の油絵をずいぶん長い時間かけて仕上げるんだなと驚いた記憶がある。
今回の課題の油絵は、自分で選んだ本からイメージして絵を一枚描くこと。
5日間で一枚油絵を仕上げる。
この世のすべての書籍(大げさな物言い^ワ^)の中から本を選んで、それから絵を描く。
その本の1シーンでもいいし、本からイメージしたことでもいい。
選ぶ本は、図鑑でも小説でも、論文でもいい。
なんでもいいから、そこから油絵を描く。
娘は幼い時から物語風の本が好きで。
童話とか、子供向けの児童文学とか、ファンタジー文学とか。
ラノベとかまんがとかも読んでたけど。
その本の中から一冊選んで描くことにしたようだ。
選んだ本は大好きな上橋菜穂子さんの一冊。
守り人シリーズや獣の奏者など、著名な児童文学作品がある。
守り人シリーズは、綾瀬はるかさん主演でドラマ化され放映された。
主人公のバルサは、体のしっかりした短槍使いの女用心棒。
NHKが作るだけあって、画像も美しく俳優さんも魅力的だった。
獣の奏者は漫画化され、獣の奏者エリンとしてアニメ化された。
テレビ放映だから視聴率とかあるので仕方ないのだけれど、守り人シリーズも獣の奏者も最終巻までやってほしかった。
獣の奏者の最終巻『完結編』まじで泣けるし。
文化人類学者の上橋さんは、フィールドワークとしてアボリジニの研究もなさっている。
そのせいか、彼女の作り上げる世界観は濃厚で人間同士の関係性や、社会の在り方等を考えさせられるものが多い。
選んだ本の中から、どの場面をどういう色合いでどういう風に描くか。
思い入れがある本だから、気持ちが高ぶっているようで、楽しそうだ。
久しぶりの油絵。
楽しんで描けるといいね。