昨日は主人の誕生日だった。
毎年、職場のBOSSがバースデイケーキを贈ってくれる。
今年はも立派なホールケーキを頂いた。
いちごとブルーベリーが乗っていてとっても美味しそうなショートケーキ♪
でも、お腹いっぱいだからあとでねw
って思っていたら、冷蔵庫から出した娘が落としてしまった。
今年のケーキ屋さんのボックスは、下と上が分かれる昔ながらのタイプ。
両手で箱の脇をつかんで冷蔵庫から出したら、そのまま下に抜けてケーキがひっくり返ってしまったのだ。
柔らかなケーキは、そのまま潰れてしまった。
結構なショック。
せっかく頂いたのに、申し訳ない。
胃袋は満たせないが、せめて情報で心を埋めてみようと試みる。
バースデーケーキの誕生
古代ギリシャ起源説
古代ギリシャの頃、月の女神アルテミスの誕生を祝うために月の形をした丸いケーキを焼いてお供えをしたのが起源とされる。
木の実とはちみつから作られたハニーケーキに月の光を表現する細長いロウソクをたてて女神に供えたらしい。
ロウソクの煙が立ち昇り、天上の神々たちに地上の人々の願いを届けてくれると信じていたようだ。
ドイツ起源説
18世紀のドイツで行われていた『キンダーフェスト』
悪い精霊(悪霊)は子供の誕生日を狙ってやってくると思われていて、誕生日の子供を守るために多くの人が集まった。
神に願いを届けるために、ケーキの上にロウソクをたて一日中灯していたという。
今でもドイツでは誕生日を盛大に祝う風習が残っていて、誕生日の本人が友人たちを招きごちそうをふるまう習慣があるそうだ。
子供だけでなく、大人も30,40,50等の節目の年には盛大に祝うという。
ルードヴィッヒ・クナウスは、ドイツの油絵画家。
油絵らしい、柔らかな優しいタッチ。
グリム童話でも悪い精霊は誕生のお祝いにやってきたりするものね。
スイス起源説
ろうそくの吹き消しについては1881年にスイスでの記録が残っている。
『フォークロアジャーナル』の研究者がスイスの中流階級での迷信等を記録していて、ある陳述として『祝われている本人がろうそくを吹き消す』風習があると記載されている。
ドイツで始まった誕生日ケーキはアメリカに伝わった。
誕生日のパーティーの時にバースデイケーキの上に子供の年齢と同じ数のロウソクをたてて祝う『アメリカスタイル』。
これが日本にGHQによって伝わって現在にいたる。
有名なHappy Birtyday to You の歌は、1893年にアメリカ人姉妹が作詞・作曲したGood Morning to Allの替え歌だそうだ。
マリリン・モンローがアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの誕生日祝いで、この歌を歌ったのは1962年のこと(ケネディ大統領は翌年暗殺された)。
と、まぁこんな感じか。
移民として多くのドイツ人がアメリカに渡っていったのだが、殿さまのBOSSも実はドイツ系アメリカ人だ。
毎年贈ってもらっているケーキは、いつも家族で(私が一番喜んで)ありがたく頂いていた。
せっかく頂いたのにごめんなさい。
気持ちの上では喜んでおもいっきり食べたつもり!!です。
いつもありがたく頂戴しております。
平にご容赦、くださりませ。。m__m