スマホをめぐる攻防☆いつから子供に携帯を持たせるか

18歳のうちの娘。

私立高校生には珍しいのではないかと思うが、携帯を持たせていない。

もちろん、スマホもだ

 

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携帯・スマホをいつから与えるか。友達との兼ね合い。

 

 小学校、中学校は公立だったので、徒歩圏だった。

小学生低学年は1~2割。

高学年は4割くらい。

中学の時は6割くらいのクラスメイトが携帯やスマホを持っていたが、うちは与えなかった。

必要ないと考えたからだ。

 

娘は私立高校に通っているが、自転車で15分程度のところにある。

高校のクラスメイトは遠いところでは2時間近くかけて通ってくる子もいるので、クラスで携帯やスマホを持っていないのはうちの娘だけだ。

 

この前の夏休みから少し離れた駅にある美術予備校に通い始めたので、携帯を持たせようかと考えた。

娘が「スマホじゃないならいらない。」と言ったので、買うのをやめた

ただ、帰りの時間が心配なので、私の使っていないiphoneを持たせている。

美術予備校にはWi-Fiがあるので、帰って来る前にlineで連絡してくる。

 

うちは3人家族だが、『夫婦がいるからこそ子供がいる』と考えている。

子供中心の生活にはしないように努めている。

家のルールは私たち夫婦で話し合って決めている。

ルールについて娘が理解していない時には、なるべく平易な言葉で説明するように心がける。

ただし、できる限り娘の意思は尊重したいと思っているので、無理やり何かをさせたりはしない。

が、娘がしたいことや欲しいものがある場合には、私たちを説得しなければならない。

最初の関門が私で、それを通れば次は殿さま(主人)だ。

携帯に関しては小中学生に持たせないという考えで私たちの意見は一致していた。

ただ、主人は『成人しなければ持たせない。』と考えていたが、私は『家から電車等で通わなければならない学校に行く場合には必要だ。』と思っている。

 

最初に携帯が欲しいと言い出したのは小学校6年生の時

 

 最初に携帯が欲しいと娘が言ってきたのは小学校6年生の時だった。

母「なぜ携帯が欲しいの?」

と聞くと

娘「〇〇ちゃんも△△ちゃんもみんな持ってるから。」

母「□□ちゃんや◎◎ちゃんは持ってないよね?みんなが持ってるわけじゃないと思うケド。じゃぁ〇〇ちゃんや△△ちゃんが持ってる携帯を、なぜあなたも欲しいの?」

娘「あそぶ約束をするのに不便だから。」

母「どうして遊ぶ約束をするのに携帯が必要なの?遊ぶ約束は学校ですればいいんじゃないの?」

ここで娘は反論できなくなったので、『携帯が欲しい』とはしばらく言わなくなった。

 

次に携帯が欲しいと言い出したのは中学3年の時

 

 次に携帯のことを言い出したのは中3の頃、塾に通い始めた時だった。

夏休みの夏期集中講習だ。

英語と国語と数学に通っていた。駅前にある大手の学習塾だ。

娘「塾に通うのにスマホが欲しい。」

母「どうしてスマホが必要なの?」

娘「授業が終わったら帰る前に連絡するから。」

母「遅い時間まで授業がある時には、私が迎えに行く約束になってるよね?明るい時間なら、わざわざ連絡してくる必要ないよね?」

この時にはよっぽどスマホが欲しかったようで(つまり上記の理由ではなかったと思われる)、しばらくたってからまた言い出した。

娘「高校生になったらスマホが欲しい。」

母「電車で通うような遠くの高校に行く場合には携帯かスマホが必要だと思う。その時には、お父さんの説得を手伝ってあげてもいい。」

ということになった。

 

携帯・スマホを買ってほしいと娘が言わなくなった理由。

 

 中3の2学期の中間テストの後から美術コースに進むことを決意した娘は、都立の難関の美術高校に行きたがった。

受験勉強を始めた時期は遅かったが、推薦の成績はクリアしていたので、トライすることに決めた。

当然のことだが、残念ながら不合格

 

推薦試験はデッサンだったが通常の受験は彩色だった。

彩色の練習はしていなかったので、同じ都立の美術系でももっと受かりそうなところを受けるように勧めた

練習していたデッサンでさえダメだったのだ。そんな短期間で練習していない彩色ができるようになるわけがないと感じたからだった。

娘「どうしてもそこの高校を受けたい」

「でも、色をつけて描く練習は全然していなかったんだから、その高校に行ける可能性はとてもとても低いよ。」

娘「どうしても受けたい。」

「うちは経済的に公立高校に行って欲しいと考えているから、そこを落ちてしまったら、他の公立の高校の二次募集とか受けることになるよ?普通科高校しかないかもよ?」

娘「それは嫌だけど、でも、そこを受けたい。」

娘がここまで自分の意思を主張したのは初めてだった。

その公立難関美術高校をどうしても受けたい。という気持ちは全く揺るがないようだった。

 

では…

と殿さまは次の条件を出した。

  1. 公立難関校を受けるのなら、私立の美術コースのある高校(今通っている高校)を受けること。
  2. 私立に合格していたなら公立難関校を受けてもいいが、もし、その私立高校が不合格だった場合には、公立の入れそうな美術系高校を受けること。
  3. 公立難関校が不合格だった場合には私立に行くことになるので、経済的な負担が大きくなることを理解して今後行動すること
  4. 私立高校に娘を行かせるのは経済的な負担が大きい。これは娘の未来への投資だと考える。私立に行くのなら卒業後専門学校ではなく、美大を受験すること。

 

 

 娘はそれを受け入れた。

 

受験は残念な結果となったが、私立高校に進む選択は思った以上の良い結果をもたらし、娘は殿さまの希望どおり、藝大を受験するために今日も努力を続けている。

 

今回の受験の結果がでなければわからないが、大学生になっても、浪人でも、おそらく4月からは娘は何かを手に入れることになるだろう。

スマホになるか携帯になるか、はたまた希望の最新機種が買えるのかは全て結果次第だ。

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